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2022-10

spiegato 広げた - 2022.10.31 Mon

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Peccato! Non sei stata così geniale

残念!そうは問屋が卸さなかったね




È già 5 anni fa che avevo scritto sul mio stupore provato nel sapere un altro significato del verbo "spiegare".
Per me è stata una notizia abbastanza impressionante, ma recentemente mi è capitato di fare un'altra scoperta di questo verbo, questa volta riguardo al participio passato dell'uso aggettivale.

動詞 spiegare と聞けば、どうしても反射的に「~を説明する」と思っちゃうんだけど、この動詞の別の意味を知った時、そしてこれが piegare の反意語だと気づいた時の衝撃について書いたのも、もうかれこれ5年前
これは自分にとって、最高の発見ベスト5に今でも入ってるんだけど、この動詞についてまた「なるほどねーっ!」と思ったことがあったのでご報告です。今度は、その過去分詞の形容詞的用法。



L'ambulanza, a sirene spiegate, si precipitò a soccorrere il ferito.

(実用イタリア語検定2022年秋季の準2級N46より引用)



Pensandoci bene, posso capire che "spiegato" viene usato per dire qualcosa che è svolto in tutta la sua estensione, tuttavia è interessante lo stesso considerando che il verbo "spiegare" per me è sempre "esprimersi in modo chiaro per farsi capire".

「説明されたサイレンで」ってどゆこと?って思っちゃうんだけど、そうじゃないんだってば。「説明」じゃないんだってば。
a sirene spiegate で「サイレンを鳴らして」、つまりは、「救急車がサイレンを鳴らして、怪我人の救助に駆けつけた」という意味なんですね。
piegare 「畳む」→ spiegare 「広げる」→ spiegato 「広げた、広がった」という形容詞になり、出動してない救急車がサイレンを「折り畳んでいる」状態だとすると、駆けつける時は、それを辺り一面に「広げて」撒き散らしながら走る、そんなイメージをもつといいじでしょうか。
あ、こう書いていて、またふと思ったんですが、考えてみれば「説明する」って、何かを人に知らしめるためにすることですよね?救急車のサイレンも、パーポパポパポパーポ(イタリア式)と鳴らして、どいたどいた!と人に知らしめてるわけですね!おぉーっ!ガッテンガッテンガッテン!


B_ambulance1.jpg



È un aggettivo molto utile per esprimere qualcosa che è pienamente disteso e allargato.

他にも色々使えますね~。共通していることは、全て全面的にバッ!と「広がっている」こと。



Lenzuolo ben spiegato
大きく広げたシーツ

istockphoto-1265082012-612x612.jpg

Il nostro lavoro procedeva a vele spiegate finché non è arrivato il nuovo capo.
我々の仕事は順風満帆に進んでいた、新しい上司が来るまでは (vele spiegate 広がった帆)

1_020190320190739_tOUOv.jpg

L'esercito è entrato in città a bandiere spiegate
軍隊は、国旗を翻して街に入った 

bandiera-tricolore-italiana.jpg

Un'aquila sta volando ad ali spiegate
鷲が翼を広げて飛んでいる

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Freddie cantava sempre a voce spiegata
フレディは、いつだってよく通る声で歌っていた

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A questo punto ho avuto un brillante idea che "plain" del verbo "explain" in inglese potrebbe avere un significato di "piegare" dato che il prefisso "ex" vuol dire "verso esterno", ma purtroppo "plain" non sembra niente altro che "semplice". Peccato!

とここで、ワタクシ、天才的なことを閃きました。
英語の explain 「説明する」の ex は「外へ」という接頭辞だから、plain はもしかして「折る、畳む」という意味なのではないかと!
でも調べれば5秒で分かった。plain はプレーンヨーグルトのプレーンで、プレーン以外の何者でもないことを。
だいたい動詞じゃないってば。




maniaca della grammatica 文法マニア - 2022.10.25 Tue

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Dai, sii più spensierata come me!

もっと呑気にやったら~?




Non posso fare a meno di ammettere che sono veramente una maniaca della grammatica italiana.

自分は、かなりのイタリア語文法マニアであることを認めざるを得ません。
気になり出したら眠れない止まらないかっぱえびせん。
(超余談ですが、ついでに調べたら、カルビーのかっぱえびせんは私と同い年だった!



Al seminario che ho fatto l'altro giorno sul tema di "pronomi e aggettivi indefiniti", li ho spiegati ai partecipanti introducendo degli esempi come seguono:

先日開催した文法セミナーのテーマは、否定文で使う不定代名詞と不定形容詞だったんですが、次のような例文を使って参加者の皆さまにご説明しました。


pronome 代名詞

Non è venuto nessuno. 誰も来なかった
= Nessuno è venuto.

aggettivo 形容詞

Non è venuto nessun amico. 1人の友だちも来なかった
= Nessun amico è venuto.


Ho utilizzato varie frasi per chiarire l'uso degli aggettivi e pronomi di questo gruppo, enfatizzando qual è la differenza tra due "nessuno" (che creano spesso confusioni agli studenti).
Sembrava fosse andato tutto bene, ed è terminato il seminario...

nessuno とか niente とか neanche とか、このグループの連中は見た目が似ているので混乱しがちだし、これらが文頭にくると、否定の non は不要になるとか、まぁ色々あるわけですね。特に、代名詞と形容詞の両方の意味をもつ nessuno が一番混乱を招くので、そこのところをちょっとしつこめに解説申し上げ、ほぉーなるほど、という皆さまの納得の表情を画面越しに確認して、セミナーは無事終了…


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però il giorno dopo mi è nato un dubbio.

したのですが、翌日、とあることが気になり始めて、いかん!気になり過ぎて何も手につかない!という状態になりました。



Non è venuto nessun amico. 1人の友だちも来なかった
= Nessun amico è venuto.


In questo caso, "nessun amico" è il soggetto della frase, quindi non c'è nessun problema.
Se invece usiamo un verbo transitivo che richiede il complemento oggetto, come diventerà la seconda frase in cui il pronome diretto viene premesso al verbo?

この場合はいいんですよ。nessun amico 「友だち誰一人」が文の主語で、それが来なかったわけだから、別段問題なし。
だけど、もし動詞が直接目的語を必要とする他動詞だったら、不定形容詞を文頭に置いた2つ目の文はどういうことになるんだろうかと。



Se si mette il complemento diretto prima del verbo, dopo ci vuole il pronome corrispondente al complemento diretto, no?

ある種の強調構文で、動詞より前に直接目的語をもってくると、それに対応する代名詞を繰り返す必要があるっていう、例のルール。


Ho mangiato un gelato dopo cena. 夕食後にジェラートを食べた
= Il gelato LO ho mangiato dopo cena. ジェラートは夕食に食べた


In base a questa regola grammaticale,
このルールに従って考えれば


Non ho letto nessun libro. 本を1冊も読まなかった
= Nessun libro LO ho letto. 1冊の本も読まなかった(強調文?)


potrebbe essere così, almeno credo.
こうなるはず。



Ma non so, come dire, un altro "io" mi ha sussurrato agli orecchi che quella seconda suona male, ma non ero per niente sicura.
Così ho fatto ricorso al mio grande professore Paolo a Firenze.

だけど、なぜか分からないけど、2つ目のこの文はなんだか変かもよ?と、違う自分が耳元で囁く。え~そうかな、文法的には理屈に合ってると思うんだけど、こうは言わないのかな、とモヤモヤが止まらないもんで、そうだ!こういう時はフィレンツェのパオロ大先生に聞いてみよう!とババババッとPCのキーを叩く。



"La regola non è valida se si usa nessuno: "Non ho letto nessun libro" è l'unica forma possibile.
In casi rarissimi potresti dire: "Nessun libro ho letto", ma è una frase usata esclusivamente in poesia o in qualche libretto d'opera."

nessuno を(形容詞として)使う場合は、ジェラートの文のような(代名詞を繰り返すという)ルールは適応にならないし、第一 Non ho letto nessun libro が唯一の有り得る形。ごくごく稀に、Nessun libro ho letto とも言うけど、これは詩とかオペラのリブレットとか、そういう限定された世界でしか使われないかな。



Ah, ho capito, grazie prof!
Magari sono un po' troppo ossessionata dalla regola, ma comunque mi ha fatto piacere il fatto che Paolo ha chiamato questo mio dubbio "le tue simpatiche domande grammaticali".

そうなのか~。我ながらスルドイ考察だと思ったんだけど、あえなく却下されてしまった~。
ちょっと文法にパラノイア過ぎるかもしれないな、自分。でも、パオロが私のこの疑問を le tue simpatiche domande grammaticali 「文法に関する君の楽しい質問」と呼んでくれたのは、とりあえず嬉しかったです。 
これからも楽しい質問をいっぱいしーちゃおっと (迷惑)



第5回 イタリア語文法あれこれセミナー - 2022.10.22 Sat


無題7 

CLICK

第5回 イタリア語文法あれこれセミナー 参加者募集!

2022年11月10日(木)21:00
 


第5回イタリア語文法あれこれセミナー - 2022.10.21 Fri


無題7 


第5回 イタリア語文法あれこれセミナー参加者募集!


先日10月14日に開催しました、第4回イタリア語文法あれこれセミナーには今回も20名の皆さまがご参加下さり、否定のNNシリーズ をご一緒に勉強しました。
nessuno、niente、nulla、neanche、neppure、nemmeno と、眼精疲労だとどれも同じに見えてしまうこの人たち。どういう時にどのNを使うべきかが結構ごちゃつくわけですが、その中でも nessuno と聞くと反射的に「誰も~ない」、つまりは「人間」のことを言ってるとインプットされていることが多いので、nessun libro などと後ろに「本」なんかがくると「ん?」となってしまう方が多かったんじゃないかと思います。
セミナー後に、Wow!そういうことだったのですね!かなり整理がつきました!という嬉しいフィードバックをいただいて、否定文に埋もれたフライデーナイトだったにもかかわらず、気分は Tiramisuuuu! となりました。



というわけで、本日は第5回目のお知らせと参加者募集です。


日時: 2022年11月10日(木)21:00~ 約60分(日本時間) 

テーマ: 目的語代名詞を使いこなす 〈PART-1〉

対象者: 動詞の人称変化や基本的な文の組み立てが既習の初級~中級者以上

解説も、使用する教材も日本語ですが、例文は当然イタリア語です。それぞれの例文の詳しい文法説明はありませんので、これまで全く学習したことがない方は、申し訳ないですが対象外となります。

募集人数: 20名様(5名様以上で開催決定)

参加費:1名様 1,800円

お申込み方法: 

forza_kst@jcom.zaq.ne.jp 宛てに、下記の3点をコピペいただき、ご入力の上、メールにてお申込み下さい。件名 には 『11月10日セミナー申し込み』 とご入力下さい。

① お名前
② メールアドレス(Zoomリンクと、後日お送りする教材の送り先)
③ 電話番号

お申込みが5名様以上になった段階で、先着20名様に、参加決定のお知らせとお振込み先の詳細をご返信致します。
海外にお住まいの方ももちろん歓迎です!日本時間21:00開始でご都合がつく場合はぜひご参加下さい。

参加費お振込み先:みずほ銀行、あるいはPayPal

詳細は個別にお知らせ致します。 
PayPalをご利用の場合は、『個人間の送金』になります。お手持ちの銀行口座からの振替をお願い致します。クレジットカードをお使いになると、受け取り側に決済手数料が発生してしまいますので、ご了承願います。

ツール:Zoom

開催日前日にリンクをお送り致しますので、お申込みの際、リンク送付先のメールアドレスを必ずご連絡下さい。



ねこ3

さて、そもそも目的語代名詞ってなに?



「アンナを」「パオロを」「学生たちを」「女の子たちを」を目的語代名詞を使って言うと、「彼女を」「彼を」「彼らを」「彼女を」となり、「ノートを」「定規を」「ハサミを」「消しゴム2個を」は、「(男・単)それを」「(女・単)それを」「(男・複)それらを」「「(女・複)それらを」になります。
イタリア語において、一度言った名詞を何度も言うのは子どもっぽいし、野暮。意地でも(?)繰り返すまいと、正しい代名詞を瞬時に判断して、会話の中に適材適所ピピピピッと入れ込む技の習得がどうしても必要になってきます。

「いつ彼女に渡すの?」「明日、渡す」とか、「じゃあ、言っといてくれる?」「分かった、言っとく」など、文脈があれば誰が誰に何をどうするのかをいちいち言わなくても理解し合える我々日本人にとって、誰が誰に何をどうするのかをいちいち言わなくちゃいけないイタリア語ってめんどくさーっ!と、これまで何台のちゃぶ台がひっくり返るを見てきたことでしょう。
でも、しょうがないの。そういうことになってるんだもん。 だから1秒でも早くチャッと入れられるようになりましょう!


使用した教材は、セミナー終了後に参加者の皆さまにメール添付の形で差し上げます。ご自身の学習にお役立て下さいね。尚、他への転送、営利目的・商用利用は固くお断り致します。
教材の事前配布のご希望もいただいているのですが、お手元に資料があると、どうしてもそれを目で追うことになり、画面を通してのこちらの説明に集中していただけなくなってしまいますので、当日はどうかまっさらな状態でご参加下さい。


今回のセミナーは、これまでと違って参加型です。簡単な文章のフラッシュカードを使って、ハイッハイッハイッハイッ!とビリーズブートキャンプ並みの代名詞入れ込みトレーニングを行いますよ~。代名詞はなんとなくは知ってるけどパッと使えない、という方はぜひともご参加下さいね。
目的語代名詞はたくさんあるので、11月と12月の2回に分けて行います。


Instagram Circolo_Massimo フォローよろしくお願い致します!


Dopo... ~した後で・・・ - 2022.10.16 Sun

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Sembra un lavoro impegnativo, eh!

いろいろ大変そうだねぇ~




"Dopo che..." è un'espressione che si usa moltissimo nelle conversazioni quotidiane.

Dopo che...「Aをした後でBをした」って、日頃とてもよく使う表現ですよね。
Bをする前に既にAをしているわけなので、Aは大過去にするのが基本ですよ~。


Dopo che avevo finito di mangiare il primo, ho ordinato il secondo.
プリモを食べた後で、セコンドを注文した


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Questa frase fondamentale però può essere semplificata in diverse strutture:

この 「Dopo che + 大過去 + 近過去」という定型文。接続詞 che の後の大過去は、必ず主語に合わせて人称変化させるわけだけど、初めと後の主語が一緒であれば(上の文だったら、プリモとセコンドを注文した人)、助動詞を不定詞にしたりジェルンディオにしたりする奥の手(?)がある。これなら、che も要らないし、動詞の人称変化も要らないし、モルトモルト簡単~!


Dopo che avevo finito di mangiare il primo, ho ordinato il secondo.

Dopo aver finito di mangiare il primo, ho ordinato il secondo.

Avendo finito di mangiare il primo, ho ordinato il secondo.



E qui nasce un dubbio.
でも、ここでちょっとした疑問が。



Se vogliamo sostituire "il primo" con pronome, ovvero il complemento oggetto, dove lo mettiamo?

なにかと前述の名詞を代名詞に置き換えたがるイタリア語だもん、文脈によっては「それを食べた後」とした方がいい場合もありますよね。
目的語代名詞を置く場所は、基本は動詞の直前。でも不定詞がある場合は、その語尾にピチョッと結合させることも可能。
はまぁいいとして、 のように助動詞が不定詞の場合は、avere の前じゃなくて語尾に結合。でも、mangiare も不定詞だからそっちでもいい? のようなジェルンディオは、動詞の前じゃなくてジェルンディオに引っ付けるという、これまた違う法則がある。でも mangiare もあるからな~。


Dopo che avevo finito di mangiare il primo...

Dopo che avevo finito di mangiarlo...
Dopo che l'avevo finito di mangiare il primo...


Dopo aver finito di mangiare il primo...

Dopo aver finito di mangiarlo...
Dopo averlo finito di mangiare...


Avendo finito di mangiare il primo...

Avendo finito di mangiarlo...
Avendolo finito di mangiare...


L'ho chiesto ai madrelingua italiani per confermare quale sia naturale (o suoni meglio ) e la loro risposta è:

①と②のどちらが自然なのか(あるいは耳に心地よいのか )、ネイティブさんたちに確認してみたところ、答えはこうでした。


Se vuoi puoi dire come ①
言おうと思えばこう言える ↓

Dopo che avevo finito di mangiarlo...
Dopo aver finito di mangiarlo...
Avendo finito di mangiarlo...


ma ② è molto più naturale
だけど、こっちの方がずっと自然 ↓

Dopo che l'avevo finito di mangiare...
Dopo averlo finito di mangiare...
Avendolo finito di mangiare...


Ma ragazzi, questo vuol dire che dovete concordare la desinenza del participio passato secondo cosa avete finito di mangiare!

目的語代名詞は、やはり助動詞 avere にくっつけるのが一般的なんですね。
ということはですね、これが何を意味しているかというと、「avere をとる近過去と lo/la/li/le を併用するとこんなことになります」という、例の摩訶不思議ルールが適応になるということですよ。何を食べたかで過去分詞の語尾が変わるから気をつけろと。


Dopo che l'avevo finito di mangiare...
Dopo che l'avevo finita di mangiare...
Dopo che li avevo finiti di mangiare...
Dopo che le avevo finite di mangiare...


Dopo averlo finito di mangiare...
Dopo averla finita di mangiare...
Dopo averli finiti di mangiare...
Dopo averle finite di mangiare...


Avendolo finito di mangiare...
Avendola finita di mangiare...
Avendoli finiti di mangiare...
Avendole finite di mangiare...



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Ecco perché mi piace la lingua italiana! ...

だからイタリア語って好きよ!...





2023 カレンダー販売のお知らせ - 2022.10.13 Thu


無題7 

2023 カレンダー販売のお知らせ


このところお知らせばかりで恐縮です。

毎年この時期になると、イタリアで撮ってきた写真で卓上カレンダーを作っていました。でも、コロナのせいでイタリアに行けず、撮れず、作れず。仕方がないので、市販のものを使っていました。
今年の5月にやっと行けたもので、バシバシ撮りまくってきた写真で2023年版を作ってレッスンのテーブルに飾ったところ、数名の生徒さんの目に留まり、わぁ~!いいですね!欲しい!と褒められ、販売しては?と勧められ、えぇ~売り物になんかならないよぉ。でもそんなにいいかな~、デヘヘ となんだかその気になってしまいました。


というわけで、売ります!


でも、あらかじめ申し上げなくては。
これまでもカレンダーで儲けようと思ったことなど一度もなく(笑)、あくまでも自分の趣味で作ったもの。だいたい、そんなスゴイ性能のカメラで撮影したわけじゃないし、Photoshopのような画像編集ソフトを駆使して作ったわけでもなく、ピントも微妙にずれてたりもする。
いや、それでもいい。2023年これを飾って、ご自宅にイタリアンなコーナーを作りたい!とお考えの方が、万万万が一いらっしゃいましたらとても光栄ですし、嬉しいです。
下記のサンプルをご覧になって、お気に召していただけましたら、ページ最後の方にあります要領に沿ってお申込み下さい。



サンプル
(スキャンした画像です。実物の写真はもっとくっきりしています。)

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↓とあるレストランの片隅に片付けられていた、コロナ禍の規制の名残り↓
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↓ある日のスーパーの買い出し↓
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↓裏は書き込めるようになっています↓
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↓可愛い木製のスタンドは色が濃いものから薄いものまで、着いてからのお楽しみ↓
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↓一切の広告も無く、すっきりしたデザインです↓
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お値段: 1部800円(送料込み)

お申込み方法:
forza_kst@jcom.zaq.ne.jp 宛てに、下記の4点をコピペして、ご入力の上お送り下さい。
「件名」には「カレンダー希望」とお書き下さい。

① お名前
② 郵便番号とご住所
③ 電話番号
④ ご希望数(1つの配送先10部まで)

お手元に届くまでの流れ
① メールでお申込み下さい。
② メールをいただきましたら、返信の形でお振込み先をご連絡致します。
③ お振込みの確認が取れ次第、すぐに発注致します。この時点で、①のアドレス宛に発注済みのお知らせをお送り致します。
④ 注文してから1週間~10日間で、制作元から直接ご自宅のポストに!

お申込み締め切り日: 2022年11月30日


素人作品ではございますが、もしよろしかったらお求め下さい。


コロナの規制がなくなって、よしっ!ついにキターーーッ!と思ったら、燃油サーチャージの爆上がり&円の爆下がり。
私たちとイタリアを引き裂く要因が次から次へと登場してやんなっちゃいますが、Dai, dai! めげてはいけません。来年こそは!



yappa やっぱ - 2022.10.04 Tue

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唐揚げにはやっぱビールでしょ!

Karaage ni wa YAPPA biiru desho!

[karaage = pollo fritto, biiru = birra]


In giapponese per esprimere una combinazione perfettissima oppure qualcosa che ha una qualità suprema che non c'è neanche bisogno di dirlo, usiamo spesso la parola "yappari" (colloquiale), abbreviato in "yappa" (molto molto colloquiale). Sono variazioni dell'avverbio "yahari" che ha un senso in questo caso "non si può pensare a qualcosa migliore di quello".
Di recente ho saputo un'espressione in italiano che corrisponde quasi perfettamente a questa nostra "yappa" e ho sentito un forte bisogno di farla sapere subito ai giapponesi che studiano italiano!

もうこれっきゃない完璧な組み合わせとか、改めて言うまでもないほどスバラシイ何かを表現する時、我々日本人はよく「やっぱり」って言いますよね。思わず言う時は「やっぱ」にもなったり。
やっぱり」も「やっぱ」も副詞「やはり」の口語バリエーションで、この唐揚げ&ビールの場合は、「色々考えても、結局は同じ結果に行き着く」という意味ですよね。
結構最近、この「やっぱ」のニュアンスがめちゃめちゃよく出ているイタリア語に出会ったので、早く皆さんにお知らせしなければ!とウズウズしておりました。



imbattibile 無敵の、負かすことができない

battere は「相手を負かす、破る、叩きのめす」、それに反意語を表す -im と可能性を表す接尾辞 -bile をつけて imbattibile とすると、「相手を負かしたり、破ったり、叩きのめしたりできない」となり、要は最強なんだと。右に出るものはいないんだと。そういう意味になりますね。

nulla batte 何者も~を負かすことはできない

なんせそれが最強なんだから、どうにもならない。誰も歯が立たない。nulla 「誰も・何も」 それを battere できない、という表現ですね。



Utilizzandoli...
これを使って・・・



Il pollo fritto con una birra fresca è imbattibile!

冷えたビールと一緒の唐揚げは無敵だ!
→ 唐揚げにはやっぱ冷えたビールでしょ!


Nulla batte la combinazione di birra e pollo fritto!

ビールと唐揚げの組み合わせは無敵だ!
→ 唐揚げにはやっぱビールでしょ!


È imbattibile gli yakitori con il sakè caldo chiamato "atsukan"!

焼き鳥を熱燗でいただくのは最高だ!
→ 焼き鳥にはやっぱ熱燗でしょ!


Le terme all'aperto sono imbattibili in quanto a comfort e relax.

露天風呂は、快適さとリラクゼーションの点で他の追随を許さない
→ 快適さとリラクゼーションといえば、やっぱ露天風呂でしょ!


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Quando si parla di formaggio, nulla batte la burrata! (secondo me)

チーズといえば、ブッラータに勝るものはない!(個人的見解)
→ チーズといえば、やっぱブッラータでしょ!


Se vuoi gustare un ottimo gelato a San Gimignano, nulla batte la gelateria "Dondoli".

サン・ジミニャーノで最高のジェラートを味わいたかったら、ジェラテリア『Dondoli』に勝るところはない
→ サン・ジミニャーノの最高のジェラートといえば、やっぱDondoliでしょ!


Se vuoi mangiare come un vero giapponese, nulla batte un'esperienza in un agriturismo in campagna, dove i padroni di casa ti prepareranno spesso del cibo cucinato con i prodotti della loro terra.

これぞ日本人、のような食事をしたかったら、田舎でアグリツーリズモの経験をするのが一番です。そこでは、ホストファミリーが彼らの土地で採れたものを使ってよく料理を作ってくれます。
→ これぞ日本人、のような食事をしたかったら、やっぱ田舎でアグリツーリズモの経験をするのが一番でしょ!


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Qual è per voi la cosa imbattibile?

皆さんにとって、imbattibile なものってなんですか?
私にとっては、焼き鳥&熱燗とブッラータです。(しつこい)




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